Hello Myself

「喜びが多い人生」を送るための新しい価値観

【子供とのこと 受験する意味】

先日、大学受験を控えている次女から、「入試のことで話したいことがある。今夜は何時に帰ってくるの?」ってLINEが来ました。


次女は高校三年生。ある大学のある学部で学びたいことがある!そして〇〇というような仕事をしたい!とかなり信念を持って大学進学を目指してます。この数ヶ月は勉強がんばっています。(パパからはそう見えてます)


僕は子供に小さい頃から、学びたいこと、将来社会人になってやりたいことを明確にしないと大学進学しても意味ないよって教えてました。なんとなくとか、友達が行くからとか、学力がこのくらいだからという様な理由なら、大学は行かなくていいよってことです。


これは、僕の体験やコーチングや心理学で学んできた僕なりの教育方針なんです。その代わりといっては何ですが、勉強しろとかはあまり言わなかったし、成績が悪くても叱ったりはしませんでした。


ビジョンや夢というと大袈裟かもしれませんが、自らこうなりたいと思いそれを目指すということは、とてもパワルフですし、人生を生きる本質的なことだと思うのです。


どんな人生を選択しても苦しいことや大変なことは必ず起きるし、一生苦労がない人生なんでなりえません。だけど、やりたいことを目指す中での起きる苦労は効果的な体験として人生の肥やしになるし、充実した中で苦労と思わないかもしれません。

 

そんな次女と話をしたら、はじめに「別の大学も受けたい」と言ってきました。

それは本命の受験する前に「受験本番」という体験をしたいとのことでした。そんなの意味あるんかな(笑)と思いながら、本人がそれで安心するならいいかと思って、それはいいよって返事しましたが、その後も話が続いて、成績が足らなかったら本命大学とは別の大学を受ける準備もしたいと言い出しました。しかも泣きながら。。学校である先生に「浪人してもいいなんて思ってる奴は浪人することになる」って言われたらしい。

まあ、毎日勉強で切羽詰まっている中でそんな話を聞いたら不安になるわなぁと思って、いろいろ話をしました。


やりたいことを見つけて、行きたい進路が明確になっていることがいかに素晴らしいことなのかということ、

こんなにやりたいと思っていることがあるのに、浪人するとかしないとかそんな理由で違う進路に進んだとしたら、40歳ぐらいになった時に絶対後悔すると思うよってこと、

あと2ヶ月あるんだから、何が起こるかわからないということ、

大学に行くために受験してるんじゃなくて、やりたいことを実現するために受験してるんじゃないの?ってこと

今は自分の夢を諦めずに追いかけていくことがとても価値があることで、その結果浪人することはパパは全然構わないと思っていること、

などを、話してあげると納得して、気持ちも落ち着いた様でした。

 

周りの大人は、子供のことが心配で、勉強して成績を上げることや、どこでもいいから大学に進学することを追い求めて、成績さえ良ければ、大学さえ行けば人生が良くなると思いがちです。もちろん成績がいいということは、可能性を広げてくれますが、今の時代、人生そのものが良くなる保証はありません。

僕はその前に本人にとって何のために勉強しているのか、何を目指して勉強するのか?という心の状態を整えることもすごく大切だと思ってます。それが整えば、効率のいい勉強が簡単にできるし、人生そのものも良いものになっていくと思ってます。


子供といっても幼少期のころなら、親のやり方や考えで、あれこれ物事が決まっていきますが、中高校生になる頃には、その決定権は子供に移管していかないといけません。そいう中で親の役割も変わるんだと思います。親も学び変わらないといけない。


やり方や結果も大事ですが、何のために何を目指すのかというような、人の気持ちや感情も大事で、そこを整えてあげることは、親の役割の一つなのかなぁと考えてます。もしかしたら親しかできないことなのかもしれません。

まあこれが絶対というわけではないけど、これは僕の考える教育方針。


そういうパパの方針のもと、長女もやりたいことを見つけて、大学進学しました。

2人とも共通しているのは、やりたいことが明確になったら、勉強を頑張り始めました。


パパは勉強を何とかやらそうなんてことはしてなくて、やりたいこと探しに協力して、それが明確になったら、その為の道についても調べたりしました。その結果が大学進学が必要だっていうことがわかり、そうすると感情的に受験に向けてスタートしたという感じです。

 

あと2ヶ月、がんばれ。

お天道様は見ている(笑)

結果はついてくるよ。