これまでいろんなところで、言われたり教えてもらってきたことで、「助け合いは大事」という内容と、「責任持って自分でやりなさい」という内容があると思います。確かに両方とも大事なことを教えてもらっているけど、この2つは相反する内容。ちょっと理解が必要なことではないかと思います。
人は人生は助けてもらわないと生きていけない状態からスタートします。そこから「自分でなんでもできること」を目指していきます。
いわゆる自立しなさいっていうことです。多くの人が20歳過ぎて社会人として働き始めると自立はできます。(そうじゃない人もいますが)
なんでも自分で出来るようになったから、それで終わりという風習があるのですが、実は違っていて、ここから迷子になってしまう人が続出します。(笑)
それはというと、助け合っていくステージが自立の先にあります。
そう言われると、助けられないと生きていけなかった昔に戻るように感じてしまい、抵抗を感じてしてしまう人がいますが、少し違います。
昔は助けてもらうことがほとんどだったのですが、今度は助ける側に半分以上になりますので、全然違います。しかし、人の助け方について実はあまりわかっていません。さらに言えば、このステージで助けてもらうことについてもわかってません。どこを助ければいいのか?どこを自分で責任持ってやればいいのか?が混乱してしまってます。
仕事でも後輩や部下ができるようになり、プライベートでも結婚したり子供ができたりすると、「助け合う」ことが必修になります。
助けてもらえばいい時に自分でやろうとしたり、自分でやらないといけない時に他人にやってもらおうとしてまったりします。
簡単ではないけど、これからの課題ですね。