Hello Myself

「喜びが多い人生」を送るための新しい価値観

信頼されるということ

少し前の話ですが、子供の学校から呼び出しがありました。詳しくは書きませんが、校則違反をしたから、親に来てくださいとのこと。うーん、僕としては、こんなことが校則なの?って思うことだし、こんなことで親が呼び出されないといけないの?って内容でした。(これが僕が学生の時なら毎日親は通学しないといけないぐらい⁈(笑))

子供が行っている学校は少し校則が厳しくされてます。この高校は僕の兄の母校でもあるのですが、その当時(つまり30年前ぐらい)はそんな厳しい学校ではないイメージだったのですが、このら30年間の間に、少し荒れて偏差値も下がった時期があり、その対策として、少し厳しくなったんだそうです。

高校校則の話をすると、僕の知ってる限りですが、偏差値の高い学校の多くは細かな校則が無く、厳しくないです。あまり厳しすぎると、子供もある程度のところまではいくのですが、結局、育たないということなんだと思います。

で、そんな納得のいかない校則に、そんなことで呼び出されて、僕が黙ってるわけなく🤣。

まあ細かなやりとりは割愛しますが、いろいろ先生達と話をしてわかったのは、先生は子供を信頼してないんだと。信頼できないから、校則でコントロールするしかないと思ってるんだと、わかったのです。

そりゃ、信頼されてない生徒は、本当の意味で校則を守ろうとはしないですよね。少し頭はいい子達ですから、いい具合に抜け道を抜けていくことはできますが、本当の意味の成長はできないですよ。

子供が大人から信頼されていると体験するのはとても大事だと思いました。

親が子供を信頼している家庭は多いかもしれません。でも、僕も親だからわかりますが、無条件に信頼し続けるのも大変です(笑)

もちろん、子供もいろんな大人と接していくのですが、信頼されてないって思うこともあるでしょう。さまざまな体験をしていいとは思うけど、全般的にとか、関わりが多い人からは信頼してもらえているという感覚の中で育っていってほしいと思います。

大人になって、仕事すると、学力や知識だけでは通用しません。もっとも大きな要素は信頼関係が作れるのかどうか?少々条件悪くても、話し方が下手でも、信頼関係で、仕事はできます。というか、信頼関係がまず最初にあるかないかで、仕事って進んでいくじゃないですか。極端なこと言えば信頼関係だけで仕事はできる。とも言えます。それは学生時代から経験し、大切にしていくことだと思います。甘えとは似ているかもしれませんが、少し違います。信頼してもら得たという体験のない子は、大人になって人を信頼するのも難しいでしょう。

信頼関係があるから、校則が緩くても賢い学校になる。そういう側面を大切にしてほしいと思った出来事でした。

 

そのお騒がせなうちの子は、僕が全然叱らなかったし、それなりに先生と話しをしたことで、「我が家に生まれてよかった!」と涙が出そうなことを言ったのですが、その数日後には、「よそのうちは良いのに、うちはダメなん?」って悪態ついてました(笑)きっと今ごろ親ガチャ外れたって思ってるかも(笑)